中銀の統計によると1月の経常収支は54億1,000万ドルの赤字を計上して1月の月間赤字記録を更新、1947年に統計を取り始めてからでは過去2番目の赤字額を計上している。
しかし1月の製造部門を中心とした対内直接投資は29億6,000万ドルの黒字を計上、過去12カ月間では経常収支赤字491億1,000万ドルを上回る508億2,000万ドルとなっている。
株式や確定金利付きファンドなどの短期投資はヴォラティリティが高いが、製造部門への直接投資は長期投資であるために歓迎される投資となっている。
2月の23日までの対内直接投資総額は67億ドル、月末には70億ドルに達して月間記録を更新すると予想、また経常収支赤字も30億ドルに達する見込みである。
対内直接投資の増加に伴ってレアル高の為替圧力になるに従って、金利確定付きファンドや株投資の増加で更にレアル高が進行、しかし輸入品増加となってインフレ圧力低減に結びつく効果も否定できない。
昨年1月の過去12カ月間の経常収支赤字はGDP比1.52%、今年1月はGDP比2.35%と拡大傾向を続けてきている。(2012年2月24日付けエスタード紙)