1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は昨年11月と同じ0.83%上昇して2005年4月以来の高率を記録、1月の過去12カ月間では5.99%まで上昇している。
多くの経済スペシャリストは今年のインフレ指数は連邦政府が設定している天井値6.5%を上回る可能性がでてきているために、年末のインフレ指数が中央目標値4.5%に低下するのは不可能と予想、来年のインフレさえ4.5%まで下がらないと予想している。
1月のIPCAの0.83%上昇の内訳では食料品・飲料が1.16%、公共交通運賃が1.55%それぞれ上昇したために、IPCAの67%に相当、特にサンパウロ市、ベロ・オリゾンテ、レシーフェ並びにサルバドール市の都市バス運賃が4.13%値上げされた。
1月の食料品・飲料の値上げは前月の1.32%よりも低かったが、食肉類では豚肉の値上げが大きく、生鮮野菜の生産地であるリオ州山間部での水害が大きく影響して1.86%上昇、特にトマト27.1%、ニンジン22.32%が大幅に値上がりしている。
2月のIPCAは教材や学費の値上げによる教育費が牽引して0.8%から0.9%のインフレ指数が予想されてインフレ圧力が益々強くなってきているために、Selic金利の引上げにつながる可能性が高くなってきている。(2011年2月9日付けエスタード紙)