昨年の社会保障院(INSS)の全国消費者物価指数(INPC)を差引いた実質赤字は前年のGDP比1.3%に相当する464億3,400万レアルから4.5%減少の443億5,300万レアルとGDP比1.2相当に減少している。
INSSの赤字の減少は250万人を超える新規雇用や最低サラリーの大幅な調整などによる実質賃金の上昇がINSSへの納付金増加に結びついた。
ジウマ・ロウセフ大統領はINSSの赤字体質解消のために年金・恩給のシステム変更を行うと予想されているが、今年のINSSの赤字はGDP比1.1%に相当する416億レアルが見込まれている。
連邦政府は今年1月からの最低サラリーを540レアルに設定、しかし労働組合側は580レアルを主張して平行線をたどっているが、連邦政府は545レアルまで譲渡すると予想されている。
2009年のINSSへの納付金は1,965億1,100万レアル、昨年は10.7%増加の2,175億2,500万レアル、昨年12月の年金・恩給受給者は前年同期比3.8%増加の2,814万1,000人、平均支給額は23.3%と大幅増加の800.19レアルであった。(2011年2月1日付けエスタード紙)