中銀のアレシャンドレ・トンビーニ新総裁就任後初めての通貨政策委員会(Copom)では政策誘導金利(Selic)を0.5%引上げて、満場一致で11.25%に決定した。
中銀の最終フォーカスレポートでは今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は目標中央値4.5%を大幅に上回る5.42%を予想、しかし昨年は5.91%と2004年以来の高率を記録していた。
過去3回のSelic金利は10.75%に据え置かれていたが、食料品価格の高騰、旺盛な内需や公共料金の値上げなどがインフレ圧力となってきていたために、昨年12月にはSelic金利0.5%から1.0%の引上げ効果に相当する銀行の強制預託金の引上げやクレジットの引締め政策を採用していた。
今回のSelic金利の0.5%の引上げでブラジルのインフレ分を差引いた実質金利は5.5%と世界最高、2位はオーストラリアの1.9%、南アフリカ1.8%、ハンガリーおよびフィリピン1.0%、ポーランド0.8%、マレーシアおよび中国は0.7%となっている。(2011年1月20日付けエスタード紙)