中銀のアレシャンドレ・トンビーニ新総裁は今週18日と19日の通貨政策委員会(Copom)で初めて議長を担当、昨年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)が目標中央値4.5%を大幅に上回る5.91%となったために、いかに今後のインフレ指数を押さえるか手腕が試される。
農産物の国際コモディティ価格の高止まりや生鮮食料品の値上がりで更にインフレ圧力が増してきているために、Copom会議での政策誘導金利(Selic)の上方修正は避けられない。
ブラジルのSelic金利は名目、実質金利とも世界最高で海外からの金融投資によるドル流入に歯止めがかかっていないが、市場関係者はインフレ低減するために年末のSelic金利を11.25%と予想している。
スイスクレジット銀行の金融アナリストは年末のSelic金利を13.5%と予想、しかしFator銀行では下半期の金利低下で現在の0.5%上回る11.25%と予想して見方が分かれている。
第1四半期末までは長期間に亘る南東部地域の降雨による生鮮食料品上昇で消費者物価指数(IPC-Fipe)が僅か1カ月間で25%上昇、海外では大豆やトウモモロコシのコモディティ価格の上昇、過去45日間のCRB Food指数も15%上昇している。(2011年1月17日付けエスタード紙)