今月3日にレアル高が一層進んでR$1.65を記録、ギド・マンテガ財務相が設定していたレアル通貨の天井値R$1.70を突破、今年の貿易収支黒字200億ドルを確保するために、レアルの為替安に誘導する政策を採用すると予想されている。
昨日、マンテガ財務相は共同インタビューで現在のレアル高の為替は輸出企業にとって価格競争力では赤信号となっている表明、輸出促進のための政策を導入すると予想されているが、具体的にはなんら明らかにされていない。
現在までに為替コントロールのために海外投資家の国債購入などに対して、2度に亘る金融取引税(IOF)を引上げたが、国庫庁はブラジル金融市場へのドルの流入が続いているために、レアル建て外債発行で海外投資家のブラジル国内でのキャリートレードなどによる国債や確定金利付きファンドへの金融投資を減少させる。
またレアル高の為替をコントロールするために逐次、大型のドル介入、さらなるドル介入の資金調達のために、暫定令513号で政府系ファンドの資金によるドル介入を承認している。
金融市場関係者は今月18日と19日に行われる通貨政策委員会(Copom)ではインフレ圧力抑制のための政策誘導金利(Selic)の引上げは避けられないと予想、また財務省経済班では今年の公共投資削減計画を準備している。
NGO為替取扱店のシジネイ・ネ-メ取締役はインフレ対策のために昨年までのSelic金利調整から税率調整やクレジットの縮小対策を採用して為替コントロール、しかし効果が表れるまでには時間がかかると予想している。(2011年1月5日付けエスタード紙)