昨日、中銀は年末に退任するエンリケ・メイレーレス総裁の最後の参加となる通貨政策委員会(Copom)では政策誘導金利(Copom)をインフレ圧力が高まっているにも関わらず、10.75%に据え置いた。
天候異変や収穫量に左右される食料品価格の高騰は一時的なインフレ要因であるために、中銀はSelic金利引上げと同じ効果があってクレジット縮小につながる強制預託金積立比率を引上げている。
食料品価格の値上がりで過去12カ月間のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は5.63%と連邦政府目標の上限インフレ指数6.5%に近ついてきている。
来年1月のジウマ・ロウセフ大統領就任と同時に中銀はアレシャンド・トンビーニ総裁が就任、しかし金融市場関係者は来年末のSelic金利は1.5%引上げの12.25%を予想している。
メイレーレス総裁が就任する前の2002年12月のSelic金利は25%、8年後の現在は10.75%と大幅に低下、過去12カ月間のIPCAは12.5%から5.4%に低下、クレジット総額のGDP比は26%から47.2%と大幅に上昇している。(2010年12月9日付けエスタード紙)