ブラジルドイツ商工会議所の1,000社の中小企業対象調査によると、来年のブラジルの国内経済は好調を維持するために設備投資や雇用増加を予定している企業が70.6%に達している。
また調査対象の54.8%の中小企業は来年の投資を100万レアルから1,000万レアルを見込んでおり、2008年までは年間7,000件のブラジル市場に対する問合せがあったが、今年は1万2,000件に達すると予想されている。
しかしすでにブラジルに進出しているドイツ系の中小企業では国内経済が好調なために、優秀な従業員の確保やレアル高の為替で輸出に支障をきたしている。
また2003年から2006年のブラジルとの貿易では11億ドルの赤字であったが、今年は42億ドルの赤字に達すると予想されているために、56.4%の経営者は15%から20%のレアルの為替切下げを要請している。
経営者達は来年のジウマ・ロウセフ政権には金利の切下げ、為替の切下げ、持続的経済成長、公共投資の拡大や雇用増加や実質賃金の拡大政策の継続を望んでいる。(2010年11月25日付けヴァロール紙)