ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のブラジル経済研究所(Ibre)の予想によると、ジウマ・ロウセフ大統領の就任1年目の2011年のGDPは今年の予想である7.5%から持続可能な安定した経済成長率の4.6%になると予想している。
また政策誘導金利(Selic)は今年の10.75%を継続すると見込まれており、インフレ指数の広範囲消費者物価指数は食料品価格がインフレ圧力を強めている今年の5.6%から4.8%に減少、2012年には連邦政府の目標中央値である4.5%に低下すると予想している。
今年のプライマリー収支黒字目標はGDP比3.3%であるが、目標達成のために帳尻合わせとして経済成長加速プログラム(PAC)の支出除外などしなくても、GDP比3.3%達成を容易と見込まれている。
また経常収支赤字は今年のGDP比2.6%から更なるレアル高の為替で輸入の拡大、輸出の減少並びに海外投資家のブラジル国内の金融投資の増加などの要因で3.4%に拡大すると予想している。(2010年11月19日付けヴァロール紙)