カルロス・ルピ労働・雇用相は来年1月の最低サラリーを560レアルから570レアルの間を予想、正規計算方法による最低サラリーは538.15レアル、しかし切り上げて540レアルに設定している。
しかし連邦政府の予算基本法に沿った最低サラリー540レアルに対して、加盟800組合以上で2大中央労組の一方といわれるForça Sindical(組合の力)は580レアルを要求している。
大統領決選では野党のブラジル社会民主党(PSDB)のセーラ候補は選挙公約として600レアルを強調していたために、野党との国会での駆引きも注目される。
上院のジョゼ・サルネイ議長は金融取引税(IOF)の引上げや国内経済が好調で大幅な歳入増加などの要因で、Força Sindicalの要求している580レアルが通る可能性を述べている。
最低サラリー調整はインフレ指数の全国消費者物価指数プラス2年前の国内総生産(GDP)伸び率で計算され、2009年のGDPはマイナス0.2%であったためにINPCのみで調整される。(2010年11月5日付けエスタード紙)