国庫庁は金融取引税(IOF)を再度引上げたにも関わらず、ブラジル金融市場へのドルの流入が続いているために、昨日、償還期間が2028年の10億レアルのレアル建て外債を発行した。
レアル建て外債発行で海外投資家のブラジル国内でのキャリートレードなどによる国債や確定金利付きファンドへの金融投資を減少させる狙いがある。
今回の外債BRL2008の年利は8.85%と最終発行の外債の年利8.62%を上回っているが、償還期間が2021年の国債NTN-Fの年利は11.8%と更に上回っている。
先進国では輸出促進のために金融緩和政策の採用で金利がほとんどゼロに近いために、金利の高い新興国に大量の外貨が流入して為替高を招いているために通貨安政策導入の争いとなっている。(2010年10月21日付けエスタード紙)