海外投資家の金利確定付きファンドの投資に対して、金融取引税(IOF)を6%に引き上げた初日のドルの為替は中国の利上げ効果も影響して、R$1.32%上昇のR$1.686とIOF引上げ効果は表面化、しかし金融関係者は時間稼ぎにすぎないと見込んでいる。
海外投資家のブラジル金融市場でのキャリートレードなどによる投資拡大でドル流入が止まらず、益々のレアル高の為替傾向を阻止するために、今月4日に確定金利付きファンド投資に対して、金融取引税(IOF)を2%から4%に引き上げていた。
しかしIOFの4%引き上げにも関わらず、レアル高の流れは変わらずにドル流入が継続しているために、今月18日にギド・マンテガ財務相はIOFを4%から6%に再度引上げ、さらに短期的な投機行動を抑制するために、海外投資家に対する通貨デリバティブ取引の税率を0.38%から6%と大幅に引き上げた。
3年ぶりの中国の利上げは金融関係者を驚かせたが、ドルの為替はユーロに対して1.36%上昇、また世界経済の不透明感が強まったために、石油のコモディティ価格は4.34%下落している。
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が今週末に韓国で開催されるが、「通貨安戦争」の回避に向けた協調体制の構築は非常に難しいと予想されている。(2010年10月20日付けエスタード紙)