ギド・マンテガ財務相は「先進国は争って自国通貨を下げるために操作しており、ブラジルのレアル通貨が過大評価されて実質以上に為替が高止まりして、輸出競争力が奪われている」と強調した。
先週もマンテガ財務相は他国がブラジルを犠牲にして自国通貨安を誘導する中で、「競争を眺めている」傍観者的態度を取るつもりはないと言明していた。
レアルは対ドルで10カ月ぶり高値付近の水準にあり、同財務相の発言後も政府の通貨操作は10月3日の大統領選挙の結果判明後になるとの予想を背景に上昇している。
マンテガ財務相はブラジルの外貨準備高は2,730億ドルに達して、中銀、財務省や政府系ファンド(FSB)を擁する国庫庁があらゆる対策を尽くして、レアルの為替を下げると強調している。
海外投資家には確定金利付きファンドや株購入に金融税(IOF)導入後はポジチブに働いているが、海外投資家の投機的な短期投資に対して、レアルの上昇に歯止めを掛けるために適切な措置を講じると予想されている。(2010年9月28日付けエスタード紙)