中銀では来年のブラジルの経常収支赤字を名目GDP比2.78%に相当する600億ドルと予想、今年の赤字は名目GDP比2.49%の490億ドルを見込んでいる。
来年の経常収支の大幅な赤字予想はレアル高による海外旅行の増加などによるサービス収支並びに外資系企業の利益・配当金の送金増加による所得収支の悪化が牽引すると予想している。
中銀は来年の貿易収支は110億ドルの黒字、海外在住のブラジル人による40億ドルの送金にも関わらず、サービス並びに所得収支赤字は750億ドルに達すると予想している。
また来年の海外投資家による製造部門への対内直接投資は名目GDP比2.08%に相当する450億ドルを見込んでいるが、今年は予想を21%下回る300億ドルに留まると予想している。
今年の対内直接投資は経常収支赤字の61.2%に留まるが、来年は75%まで達すると予想されており、また株や確定金利付きファンド向け金融投資を増加すると予想されている。
8月の過去12カ月間の経常収支赤字は名目GDP比2.32%に相当する458億1,000万ドル、対内直接投資は名目GDP比1.38%に相当する272億2,000万ドルとGDP比0.94%及ばなかった。(2010年9月22日付けエスタード紙)