ブラジルの今年7カ月間のプライマリー収支黒字は経済成長加速プログラム(PAC)を中心とした公共投資が増加したために、連邦政府の目標GDP比3.3%を大幅に下回る256億レアルに留まって、目標を達成するためには残り5カ月間で502億レアルの黒字を計上する必要がある。
過去12カ月間のブラジルのプライマリー収支黒字はGDP比2.03%に相当する686億レアル、連邦政府や地方自治体の公社の今年7カ月間の黒字は4億7300万レアルに留まって、目標を達成するためには今後70億レアルの黒字を計上しなければならない。
過去12カ月間の連邦政府、中銀並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府のプライマリー収支黒字はGDP比1.34%、州政府はGDP比0.64%、市町村はGDP比0.06%であった。
7月のレアルの為替は2.5%上昇したために公的債務残高が89億レアル増加して、GDP比41.7%と前月のGDP比41.4%から0.3%増加、しかし年末にはGDP比39.6%まで減少すると見込まれている。
7月のINSSの納付金総額は168億4,400万レアル、年金や傷害保険などの支出総額は194億1,000万レアルとなったために、赤字は25億6,500万レアルと前月の25億3,810万レアルから僅かに増加している。
今年7カ月間のINSSの赤字は国内経済が好調で雇用が増加したために納付金が増加しているが、最低サラリーのインフレを大幅に上回る調整で支出も増加したために、253億8,100万レアルと前年の257億8,700万レアルから僅かに減少している。(2010年8月27日付けヴァロール紙)