中銀の発表によると今年7カ月間の経常収支赤字は昨年1年間の243億200万ドルを上回る282億6,100万ドルに達して、1947年に統計を取り始めてから最高の赤字幅を記録している。
今年7カ月間の経常収支赤字はGDP比2.51%と中銀の年末予想GDP比2.5%をすでに上回っており、赤字額は490億ドルを超えると見込まれている。
今年7ヶ月間の貿易収支は92億3,500万ドルの黒字を計上しているが、レアル高の為替の影響で輸入が大幅に増加しているために、前年同期の168億2,000万ドルの黒字から大幅に減少している。
またレアル高の為替や欧米の経済回復が遅れているために本国への利益・配当金の送金が大幅に増加して、今年7カ月間では167億6,900万ドルとなっている。
エアチケットの分割払い、安価なパック旅行やレアル高の為替で海外旅行ブームとなって海外旅行での支出は72億4,600万ドル、設備投資用輸入機械装置のレンタル支出が72億4,600万ドルに達して、経常収支赤字幅が拡大している。
しかし7月の海外からの対内直接投資は26億4,300万ドルと予想の20億ドルを大幅に上回り、今年7カ月間ではGDP比1.31%に相当する147億100万ドルに達している。(2010年8月24日付けヴァロール紙)