ゼツリオ・ヴァルガス財団のブラジル経済研究所(Ibre-FGV)の調査によると、ブラジルのアングラ経済の年間規模はアルゼンチンの経済規模に匹敵する5,784億レアルでGDP比18.4%に達している。
しかしブラジルのGDPの増加、新規雇用の増加、クレジットの拡大に伴ってアングラ経済規模は減少に転じており、2003年のGDP比21%から今年は18%まで減少すると予想されている。
またアングラ経済規模の縮小として、輸出増加や電子ノッタフィスカルなどによる税徴収システムの拡大、中小零細企業向け税制簡素化システム"スーパーシンプレス"でのブロクラシー低減や高等教育の進学率の増加なども重要な要因となっている。
経済協力開発機構(OECD)加盟国のアングラ経済規模の平均はGDP比10%、ブラジルのGDP比18.4%は非常に高いが、ラテンアメリカ諸国の平均はGDP比30%に達している。
雇用を創出に結びつかず、税金を払わないで不当競争を行うアングラ経済による国庫庁の損出は年間2,000億レアルに達すると見込まれている。(2010年7月22日付けエスタード紙)