今年第1四半期の国内総生産(GDP)の目安となる中銀の経済活動指数(IBC-Br)は前年同期比9.85%と1976年のGDP伸び率10.26%に匹敵する数字を記録して、GDPが大半の金融市場関係者の予想を上回る伸び率を記録している。
ブラジル地理統計院(IBGE)は公式の第1四半期のGDP伸び率を6月8日に発表するが、中銀のIBC指数は農畜産、鉱工業並びにサービス部門の伸び率の指標であり、GDPの伸び率の数値に非常に近い。
IBC-Brが10%近い伸び率を記録したために、非常に強いインフレ圧力になる可能性があり、また経常収支赤字も拡大傾向となっているために、さらなる金融引締めのためには次回の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利(Selic)の更なる引上げの可能性も出てきている。
長期的な持続的経済成長を維持するために、第2四半期の中銀の金融引締め政策並びに財務省の更なる公共投資削減政策に注目する必要がある。(2010年5月19日付けエスタード紙)