4月の製造業の設備稼働率は消費財部門並びに建材部門の生産増加に牽引されて、国内消費が好調に拡大して前月の84.3%から85.1%2増加している。
しかしレアル高の為替の影響で輸入が大幅に増加並びにインフレ圧力増加に伴って金融引締め政策の採用で、今後の鉱工業部門の設備稼働率はそれほど伸びないと予想されている。
住宅ブームの4月の建材部門の設備稼働率は89.1%と金融危機前の2008年8月の91%に接近、堅調な経済成長が継続していた2004年から2008年の84.6%を大幅に上回っている。
消費財部門の設備稼働率は2008年9月よりも1%低い86.3%まで上昇しているが、化学製品、ゴム、プラスチックやパルプなどの中間財部門は2008年7月の89.6%よりも大幅に低い83.4%に留まっている。
第1四半期の自動車や家電などの輸入はレアル高の為替の影響で前年同期比84%増加して国内製品価格の上昇の歯止めの役割となっているが、今後も輸入増加の傾向が継続すると予想されている。(2010年5月19日付けヴァロール紙)