最低サラリー以上の年金・恩給受給者の年金調整率は与野党間で7.0%の調整率で折り合いをつけていたにも関わらず、下院での投票では大差で7.7%の調整率が承認、7.7%の調整率を支持している上院で最終決定される。
今回の7.7%の調整率は今年1月から適用されて連邦政府の今年の支出は18億レアル増加、来年は56億レアルの支出が見込まれている。
先週、すでに与野党間で合意していた7.0%の調整率の算出は昨年のインフレ率プラス2008年の国内総生産(GDP)伸び率の80%を合わせた調整率であったが、今年初めには連邦政府はインフレ率プラスGDPの50%を合わせた6.14%の調整率で野党との調整を目論んでいた。
昨日の下院では野党は初めに8.7%の調整率を提示していたが、反対193票、賛成166票で否決、民主党(DEM),ブラジル社会民主党(PSDB)、社会大衆党(PPS)並びに自由党(PSOL)の議員が賛成のための演説を行っていた。
連邦政府は7.0%の調整率は6.14%の調整率を11億レアル上回る支出となり、7.7%の調整率では更に7億レアルの支出に結びつくために、次期政権にとっては大きな負担となる。(2010年5月5日付けエスタード紙)