2004年からヨーロッパ連合国(UE)とメルコスールとの自由貿易協定(FTA)締結交渉は メルコスールはあくまでEUの農業での市場開放を求めるのに対し、EUはサービス、投資、政府調達における市場開放やEU企業の優遇を求めて難航していたが、双方の歩み寄りで進展が予想されていた。
しかし農業国のフランス、アイルランドや東欧諸国がブラジルやアルゼンチンからの鶏肉や牛肉の自由化に反対して、あくまで割当制を主張している。
またUEは昨年韓国とのFTA締結時と同様に工業製品に対する100%の関税撤廃を主張、またペルーやコロンビアとのFTAでも工業製品に対する関税撤廃で締結している。
メルコスールとのFTA締結が難航しているが、UEはコスタ・リカ、エル・サルバドール、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア並びにパナマの中米とのFTA締結交渉を行っている。(2010年4月26日付けヴァロール紙)