サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の1232企業を対象にした投資予想調査では好調に推移する国内消費が牽引して、今年の鉱工業部門の投資総額は前年比26.4%増加の1,519億レアルが見込まれている。
特に設備投資向け機械・装置への投資は14.6%増加の927億レアルでGDP比18.4%に達すると予想、国内総生産(GDP)の5.5%の伸び率達成は十分可能と見込まれている。
インフレを伴わずにGDP5.5%増加するには投資のGDP比25%が必要となるが、輸出の減少に伴って設備稼働率に余裕があるために、投資比率GDP比18.4%でも5.5%のGDP伸び率達成が可能となる。
しかし投資総額の79.5%は大企業に集中、調査対象企業の94%は年内の投資を予定しているが、設備投資向け機械・装置購入が大半を占めている。
投資の内訳はイノベーション23.1%、調査・開発が13.5%、設備投資用機械・装置購入に92.7%、投資額は売り上げの8.1%、投資を行わない企業は前年の14.9%から6.2%に減少している。
飲料向け製缶は来年末までに現在の168億個の製缶能力を240億個に引き上げるために、大型投資を予定している。
石油化学のブラスケン社は昨年の投資額9億レアルを33%増加の12億レアルに引き上げ、建材のチグレ社は生産能力の20%引上げ並びに開発・調査などに2億レアルを投資する。(2010年4月13日付けエスタード紙)