レアル高の為替でブラジル企業の対外投資が加速してきており、中銀は今年の年頭に50億ドルの投資を見込んでいたが、今では3倍の150億ドルに上方修正、しかし2006年の280億ドルには及ばない。
ブラジル企業は2006年以降では海外企業の買収に320億ドルを投資、特にヴァーレ社が2006年にカナダのインコ社を149億ドルで買収して、世界2位のニッケル鉱生産企業になっている。
社会経済開発銀行(BNDES)はブラジル企業の海外での企業買収には積極的に融資を行っており、JBSフルボーイ社の2007年の米国資本のスイフト社、2009年のPilgrim´s Pride 社の買収などに75億ドルを融資している。
2003年のブラジル国内での買収・合併は337件であったが、2007年には721件に増加、しかし金融危機の発生した2008年には644件に減少、今年2カ月間では98件と昨年同期の65件を大幅に上回っている。(2010年3月28日付けエスタード紙)