2月の経常収支は32億5,000万ドルの赤字、また中銀は3月の経常収支も40億ドルの赤字を予想、今年の経常収支赤字は22.5%上方修正して490億ドルの赤字を見込んでいる。
中銀は製造部門やサービス部門への対内直接投資を450億ドルと予想、経常収支赤字をカバーするには40億ドルが不足しているが、海外投資家の金融投資によるドル流入でカバーすると見込んでいる。
外貨準備高が2,437億ドルと大幅に増加して経常収支赤字は同準備高の20%前後と1970年代の50%近くから大幅に減少しているために、多少の経常収支赤字の増加は危惧する必要がない。
2月のブラジル企業の対外直接投資は41億8,000万ドル、今年初めの2カ月間では54億2,000万ドル、特にブラジル資本のJBS社による米国資本Pilgrim´s Pride社の買収8億ドルが特筆される。
中銀では今年の対外直接投資の当初予想50億ドルから3倍に相当する150億ドルに上方修正、2月の中国企業の対内直接投資は3位に相当する3億5,400万ドルであった。
中国のWisco社はMMX社の21.5%の株式を買収して、今後20年間に亘ってミナス州のセーラ・アズール鉱山の鉄鉱石の供給を受けるが、着々と資源確保では先進国に先駆けて布石を打っている。(2010年3月23日付けエスタード紙)
