今月17日の中銀の通貨政策委員会(Copom)で政策誘導金利(Selic)が決定されるが、今年のインフレ分を差引いた実質金利は6.0%に設定されているために、現在のSelic年利8.75%は今月もしくは来月から引き上げられると金融市場関係者は見込んでいる。
現在のSelic金利8.75%はインフレを差引いた実質金利はインドネシアの3.6%、中国の3.3%を上回って世界でも最も高い金利となっており、国内消費の増加に伴ってインフレ圧力が高まってきているために、今後は更に実質金利の上昇が予想されている。
中銀は目標インフレの中央値を4.5%に設定しているために、年末のSelic金利は11.25%まで上昇すると見込まれて実質金利は6.45%に上昇するが、2009年7月17日の実質金利は4.62%であった。
第一次カルドーゾ政権の1995年から1998年の平均年利は22%、第二次カルドーゾ政権は10%、ルーラ政権誕生時のSelic金利は25.5%から26.5%に上昇、2008年には16%から19.75%、今年は2.5%上昇して11.25%になると見込まれている。(2010年3月4日付けヴァロール紙)
