中銀のエンリケ・メイレーレス総裁はエスタード紙とのインタビューで、ヨーロッパ諸国の財政赤字問題は投資家を株式市場からより安全な投資先に向かわせる傾向に結びつくが、ブラジル経済への影響は少ないと見込んでいる。
メイレーレス総裁は生産部門の対内直接投資が牽引して国内消費が堅調に増加すると楽観視、しかし世界の大銀行の金融危機による損出が不明確であり、今後の世界の金融市場が荒れる可能性が残されているとコメントしている。
ヨーロッパ諸国の財政赤字問題に対して余りに神経質になりすぎると金融市場で必要以上の調整に結びつくが、二番底のリセッション入りの可能性は低いと見込んでいる。
メイレーレス総裁は政策誘導金利(Selic)の調整は3月か4月からインフレコントロールのために上昇サイクルに突入すると言及、中銀では明確なインフレ目標を設定、しかし為替コントロールは行っていないと述べている。(2010年2月10日付けエスタード紙)