ブラジル地理統計院(IBGE)の2007年のGDP調査ではブラジル全国5,564市のうちでサンパウロ市、リオ、ブラジリア、ベロ・オリゾンテ並びにクリチーバ市の5都市でブラジル全体のGDPの25%を占めていると結果が出ている。
GDPの6位から50位までの45都市のGDPは全体の25%を占め、またブラジル全国の1.0%にも満たない50都市でブラジル全体のGDPの50%を占めて寡占状態となっている。
しかし一人当たりのGDPではブラジル2位の石油精製所を抱えるバイア州のサン・フランシスコ・コンデ市が23万9,506レアルでトップ、サンパウロのロウヴェイラ市が21万1,884レアルで2位、ミナス州のアラポラン市が19万6,542レアルで3位、ブラジルで最も貧しいのはパラー州のジャカレアカンガ市の1,566レアルであった。
州都の一人当たりのGDPではエスピリット・サント州ヴィトリア市が6万592レアルで最も多く、ピアウイ州テレジーナ市は僅かに8,341レアルで最低であった。
ゴイアス州のアルト・オリゾンテ市は前回の一人当たりのGDP調査では4,444位であったが,銅鉱山開発で一挙に823位に上昇、ミナス州のアルベルチーナ市もコーヒーの輸出で4,489位から2141位に上昇している。
しかし石油収入が大半を占めるリオ州カンポス市は国際石油価格の大幅な減少でブラジルのGDP全体の1.0%から0.8%に減少している。
サンパウロ市のブラジル全体に占めるGDP比は12%と2位のリオ市の5.24%を大きく引き離しており、3位にはブラジリアが3.76%、ベロ・オリゾンテ1.44%、クリチーバが1.42%となっている。
サンパウロ市のGDPは北部地域と中西部地域を併せたよりも大きく、北東地域のGDPの92%に相当、サンパウロ州内のカンピーナス市、ソロカバ、グアルーリョスやバルエリ市など12都市がトップ30位に入っている。(2009年12月17日付けエスタード紙)
