第3四半期の国内総生産(GDP)は前四半期比ではギド・マンテガ財務相や金融市場の予想2.0%を大幅に下回る1.3%に留まって経済回復が予想よりも遅れているために、GDP発表前は来年上半期の政策誘導金利(Selic)の引上げが予想されていたが、下半期のずれ込みが濃厚になってきた。
今年1年間のGDPの伸び率がマイナスを記録しないためには第4四半期の伸び率が前年同期比5.0%以上の伸び率を記録しなければならない。
第2四半期のGDPの伸び率は前四半期比1.9%から1.1%に下方修正、また第3四半期のGDPは前年同期比マイナス1.2%を記録して、予想されていたGDP比マイナス0.3%を大幅に下回った。
9月の過去12ヶ月間のGDPはマイナス1.0%、今年9ヶ月間ではマイナス1.7%、また第1四半期の前年同期比のGDP伸び率はマイナス1.8%から2.1%、第2四半期もマイナス1.2%からマイナス1.6%とそれぞれ下方修正された。
第3四半期の鉱工業部門は前四半期比2.9%並びに投資は6.5%とそれぞれ増加、しかし農畜産部門のGDPは前四半期比マイナス2.5%、前年同期比マイナス9.0%と大幅に落込んだ。
しかし第3四半期の小麦、コーヒー、マンジョッカ(キャサバ)、オレンジ並びにサトウキビの生産は増加、またサービス部門は一般家庭の消費が2.0%増加して牽引したために前四半期比1.6%増加している。
また第3四半期の消費財・サービス関連輸入は前年同期比マイナス15.8%、同関連輸出はマイナス10.1%、鉱工業部門はマイナス6.9%、投資はマイナス12.5%と大幅に落込んでいる。(2009年12月11日付けエスタード紙)
