10月の連邦政府のプライマリー収支黒字は連邦貯蓄金庫から裁判所預託金50億レアルが国庫庁に移されたために、138億1,800万レアルと10月としては2001年以来の黒字幅を記録した。
しかし10月の過去12ヶ月間のプライマリー収支黒字は工業製品税(IPI)減税による国庫庁の税収減や公共支出の増加で297億レアルとGDP比1.0%にとどまり、連邦政府の今年の黒字目標であるGDP比2.5%には程遠い。
連邦政府は経済成長加速プログラム(PAC)向け投資のGDP比0.94%をプライマリー収支黒字目標値のGDP比2.5%から差引いた修正目標値であるGDP比1.56%の達成は可能と見込んでいる。
修正目標値達成のためには昨年末に設立した政府系ファンドの資金であるGDP比0.5%を加えればGDP比1.5%となり、残り2ヶ月間での税収などを加えればGDP比1.56%は充分に達成可能と見込んでいる。
金融危機による企業の収益悪化やIPI減税で10月のプライマリー収支黒字は前年同月比26.22%減少したにも関わらず、公共赤字はGDP比45%から44.8%に減少、年末には更にGDP比44.0%まで減少すると予想されている。(2009年11月27日付けエスタード紙)