第4回全国工業界会合(Enai)でギド・マンテガ財務相は来年の国内総生産(GDP)伸び率は金融市場関係者の予想通り5.0%、しかし2016年までの年間平均GDPは6.0%から6.5%と金融危機前よりも持続的成長を継続すると強調した。
しかし持続的成長を維持するためには投資拡大による国内経済の成長が不可欠であり、経済成長加速プログラム(PAC)、岩塩層下原油開発,"私の家、私の暮らし"と呼ばれる大衆住宅建設プロジェクト、2014年開催のワールドカップ、2016年開催のオリンピックと大型プロジェクトが目白押しで海外からの大型投資が見込まれる。
マンテガ財務相はGDPの大幅な伸び率維持には減税やファイナンス拡大が不可欠であるが連邦政府はすでに着手、また企業向けコスト削減、金利低下の継続、特に投資向け金利はすでに大幅に下げていると強調している。
財務省のネルソン・バルボーザ経済政策局長官は第3四半期の投資の伸び率はすでに国内消費を上回り、GDPは2.0%の伸び率を予想している。
しかし野党の民主社会党(PSDB)のタッソ・ジェレイサッチ上院議員は来年のGDP伸び率5.0%から6.0%は非常に可能性が高いが、2012年には公務員給与の大幅調整による公共支出赤字の影響が表面化するために、プライマリー収支黒字はゼロに近づくと指摘して連邦政府の楽観論に釘を刺している。(2009年11月18日付けエスタード紙)