サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の調査では各州は製造業誘致のために優遇税制を敷いて税務戦争に突入して誘致合戦を展開、1988年のサンパウロ州の鉱工業部門は全国の49%を占めて牽引していたが、昨年は41%と大幅に比率を落としている。
付加価値の高い製造業を中心にサンパウロ州から税制面で最も有利な優遇税の敷かれた他州への移動が相次ぎ、サンパウロ州にはマーケティングやデザインなどの部門が残った。
サンパウロ州内の製造業の人件費は53%も他州よりもコスト高になっているが、1998年は67%も高い上に税制面でも他州よりも高いことが他州への移転に拍車をかけた。
1998年から2008年までのサンパウロ州の鉱工業部門の年間平均伸び率は2.05%であったが、リオ州は4.72%、アマゾナス6.88%、パラナ5.37%、ゴイアス6.02%、マット・グロッソ6.95%とそれぞれ大幅に増加したが、バイア州は8.84%と他州を大幅に上回る伸び率を記録している。(2009年7月20日付けエスタード紙)