昨日、ルーラ大統領は先進国で不法滞在しているブラジル人に対して人道主義的扱いを求める意味でも、今年2月までに入国して不法滞在している外国人に対する特赦のサインを行なった。
今回の特赦では20万人の不法滞在外国人が恩恵を受けると見込まれているが、今年の年末までに手続きを行なわなければ恩恵が受けられないが、最後の特赦は1998年に行なわれて3万9,000人が恩恵を受けた。
海外在住のブラジル人は250万人から400万人と見込まれているが、ブラジル在住の正規滞在外国人は88万人、そのうちポルトガル人が最も多く27万人、日本人9万人、イタリア人7万人、スペイン人6万人、アルゼンチン人4万人、ボリビア人、パラグアイ人や中国人はそれぞれ3万人以上となっている。
特にボリビア人と中国人が特赦の大半を占めると見込まれているが、不法滞在で正規の就職が出来ないために不法商人から搾取されているのが現状であり、特赦で一般国民と同じ権利が得られる。
過去数年間にスペインやポルトガルではブラジル人に対して煩わしい問題が発生しているが、今回の特赦はイタリアで開催されるG8サミットで先進国が採用している不法滞在外国人に対する処遇の違いを強調できる。{2009年7月3日付けヴァロール紙}