国内経済沈滞と経済活性化のための減税政策の採用で、5月の連邦政府ならびに地方自治体の財政プライマリー収支黒字は前月の108億レアルから僅かに11億1,000万レアルと大幅に減少して、2001年以来の落込みを記録した。
ペトロブラスを含まない過去12ヶ月間のプライマリー収支黒字のGDP比は2.28%と連邦政府の今年の目標値2.5%を下回っているが、政策誘導金利(Selic)の切下げに伴って公共負債の金利支払いが低下してきている。
今年5ヶ月間の名目財政収支赤字はGDP比2.50%から3.08%に上昇しているが、Selic金利低下の影響で今年はGDP比2.1%の赤字が見込まれているが、世界金融危機前には2010年の名目財政収支赤字はゼロが予想されていた。
5月の公共負債総額のGDP比は前月よりも0.9%増加してGDP比42.5%と前年3月のレベルまで上昇して1兆2,400億レアルとなっているが、年末の公共負債のGDP比は41.4%、来年末は39.2%が見込まれている。{2009年6月30日付けエスタード紙}