第1四半期の国内総生産(GDP)は国内消費と公共支出が増加して製造業や投資の落込みをカバー、市場関係者の予想の前四半期比マイナス0.9%から2.0%よりも低い0.8%の落ち込みに留まった。
第1四半期のGDPは前年同期比ではマイナス1.8%を記録して1998年の最終四半期に次ぐ大幅な落ち込みとなり、また2四半期連続の落込みは定義上のリセッションとなっている。
残りの3四半期のGDPが前年同時期と同様の0.6%増加すれば、今年のGDPはゼロとなって市場関係者の予想を上回り、リセッションからの脱出が期待できる。
第1四半期の鉱工業部門のGDPは前四半期比ではマイナス3.1%、製造部門がマイナス12.6%と最悪記録を更新、特に設備投資向け機械・装置部門、鉄鋼、自動車、衣類・履物部門が大幅な落込みを記録している。
建設部門のGDPは9.8%、鉱業部門は38.1%とそれぞれ大幅な落ち込みを記録したが、サービス業部門は1.7%増加、特に金融部門は5.8%、情報サービスは5.4%それぞれ増加している。{2009年6月10日付けエスタード紙}