4月の経常収支は貿易収支が49億ドルの黒字を計上したために、14億3,000万ドルの黒字となって昨年9月以来の黒字幅を記録した。
しかし今年4ヶ月間の経常収支は15億ドルの赤字を記録しているが、前年同期は156億ドルの大幅な黒字を計上していた。
貿易収支は4ヶ月連続で黒字を計上しているが、増産のために海外からの直接投資、株や国債への金融投資などの所得収支は14ヶ月連続で赤字を計上、4月は投資家や外資系企業が大量に海外送金を行なったために34億8,700万ドルの赤字を計上している。
昨年11月の30日間にブラジルの金融市場から71億ドルが海外に流出、昨年9月から今年3月までの半年間に183億ドルが流出したが、最近、海外投資家がサンパウロ証券取引所(Bovespa)への投資に戻ってきて株価は5万1,000ポイントまで回復、また為替もドル安傾向となってきており、世界金融危機以前の傾向に徐々に戻りつつある。(2009年5月7日付けエスタード紙)