サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の調査では3月のサンパウロ州内の鉱工業生産指数(INA)は前月比0.5%と増加に転じたが、前年同月比ではマイナス13.1%、第1四半期はマイナス14.9%と2003年の統計開始以来の最悪を記録している。
3月の鉱工業生産指数はプラスに転じたが、今後の鉱工業部門の生産活動活性化シグナルは未だに表れておらず、サンパウロ州鉱工業の40%を占める中間財部門が大幅に落込んでいる。
第1四半期の基幹金属セクターはマイナス30.8%、機械・装置-22.1%、鉄鋼・金属-39.6%、ゴム・プラスチック-15.9%などがそれぞれ大幅に落込んでいる。
3月の基幹金属セクターは前月比マイナス3.9%と回復の兆しが見えず、前年同月比-32.2%、過去12ヶ月間では-10.1%、機械・装置セクターも-1.0%、-22.1%、-4.6%とそれぞれ大幅なマイナスを記録している。
しかし3月の繊維セクターは前月比2.9%増加したが、これはドル高為替による繊維製品輸入の減少や海外調達クレジット縮小が大きく影響していた。
3月の設備稼働率は76.7%と2003年7月の75.5%に次ぐ低率にも関わらず、FiespのSensor調査では4月後半の企業の景況感を示す業況 判断指数は前半の49.5ポイントから51.4ポイントと50ポイントを超えて、少し楽観的になってきている。(2009年4月29日付けガゼッタ・メル カンチル紙)