9月のリーマン・ブラザーズ破綻をきっかけに始まった世界金融危機の影響で、11月の連邦政府のローヤリティ収入や公社の株式配当などを除いた国庫庁の税収は予想の6.0%減に相当する35億レアル減少している。
税収に急ブレーキをかけたのは企業の純益悪化の影響で、法人所得税(IRPJ)と純益に対する社会納付金(CSLL)が大幅に悪化、法人所得税は主に卸売部門、自動車や石油化学部門の収益悪化で26億レアル減少している。
11月の卸売部門の法人所得税は予想の45.0%と大幅に減少したが、個人所得税(IRPF)が予想よりも伸びたために法人所得税の減少を補った。
自動車部門、卸売並びに製鉄部門の社会保険融資納付金(Cofins)は予想の10億レアルの減少、また工業製品税(IPI)も2億レアル減少、特に自動車部門は34%も予想を下回った。(2008年12月9日付けエスタード紙)