世界金融危機や為替変動に見舞われた10月のブラジルの貿易収支黒字は12億ドルに留まり、10月の月間記録としては過去7年で最悪となっている。
今年10ヶ月間の輸出は1,693億7,000万ドル、輸入は1,485億2,000万ドル、貿易収支黒字は前年同期比39.6%減少の208億5,000万ドルまで落込んでいる。
過去2年間の10月の輸出は前月比で4.0%減少していたが、今年は7.5%減少、例年の10月はクリスマス商戦向けの消費財の輸入が大幅に増加するが、今年はドル高の為替に振れた影響で僅かに0.2%増加したに過ぎない。
10月の輸出は185億1,000万ドル、1日平均8億4,150万ドルで前年同月比17.4%増加、輸入は173億1,000万ドル、1日平均7億8,660万ドルで40.3%増加している。
10月の非耐久消費財の輸入は為替の影響が大きく響いて前月比13.4%減少、前年同月比では11.7%増加したが、昨年は前年同月比では35.2%増加していた。
10月の輸出では大豆42%、エタノールが21.3%それぞれ減少したが、為替の影響を受けたトラック輸出は11.8%、セルラーが16.9%それぞれ減少、完成品輸出は前月比14.1%減少、コモデティ商品のアルミ価格は前月比9.3%減少したが、鉄鉱石価格は2.0%の減少に留まった。(2008年 11月4日付けエスタード紙)