9月の国税庁の歳入は国内の好調な経済成長に牽引されて、インフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を差し引いた実質増加率は前年同期比8.06%の556億6,300万レアルを記録している。
しかし9月末からの世界を震撼させている金融危機でのリセッション入り、株価暴落や為替変動などの不安定要因が大きく、今後は企業の収益悪化が予想されて歳入減少が見込まれている。
企業収益悪化は法人所得税(IRPJ)や純益に対する社会納付金(CSLL)からの歳入減に結びつき、9月のCSLLは前月比6.67%減の29億9,300万レアルに低下したが、前年同月比では27.78%増加している。
また9月の法人所得税は前月比10.72%と大幅減少の64億2,600万レアル、今年に入り税率が引き上げられた金融取引税(IOF)は5.70%減の18億700万レアルとなっている。
今年9ヶ月間の歳入は国内経済が好調に推移していたために前年同期比10.08%増加の5,088億1,300万レアルと大幅に増加したが、今後は企業の収益悪化や輸出減少などで大きく減少すると見込まれている。(2008年10月22日付けガゼッタ・メルカンチル紙)