7月の社会保障院(INSS)のインフレ指数である全国消費者物価指数(INPC)を差し引いた実質赤字は前年同月比37%減少の21億8,000万レアルまで低下、今年7ヶ月間の累積赤字は20.1%減少の208億3,000万レアルを記録している。
連邦予算基本法(LDO)で定められた今年の社会保障院の最高赤字額は460億レアルであるが、年末までには予算を大幅に下回る380億レアルを超えないと見込まれている。
今年7ヶ月間のINSSの徴収金総額は前年同期比10.2%増加の885億9,000万レアルであったが、年金・恩給・失業保険などの支出総額が2.8%増加の1,094億2,000万レアルに達している。
しかし7月のINSSは前年同月の7億7,100万レアルの赤字から一転して都市部での正規雇用の拡大などで4億6,130万レアルの黒字を記録、今年7ヶ月間の都市部の収支は前年同期の76億8,200万レアルの赤字から19億4,900万レアルの黒字に転じている。
しかし7月の農村部のINSS収支は26億3,800万レアル、今年7ヶ月間では188億7,800万レアルの赤字を計上して、都市部での黒字を上回って赤字になっている。
来年の予算基本法でのINSSの最高赤字額は430億レアルであるが、2011年には現在のGDP比1.5%前後から1.3%の赤字幅まで縮小すると見込まれている。(2008年8月27日付けエスタード紙)