中銀が昨日発表したレポートでは年末に250億ドルに達すると見込まれている経常収支赤字に対して、ブラジルの安定した経済は対外のボラティリティに堪えられる体力がついているとそれほど心配していない。
6月の過去12ヶ月間の経常収支赤字はGDP比1.32%に相当する181億ドルであったが、1947年から2007年の平均経常収支赤字GDP比1.75%を下回っている。
南アフリカの経常収支赤字はGDP比マイナス-8.8、クロアチアはマイナス-8.6、メキシコはマイナス-0.1、ペルーはマイナス-1.1、ルーマニアはマイナス-8.5、ロシアの黒字はGDP比5.9並びにタイの黒字はGDP比3.6、これらの国の平均経常収支赤字はGDP比マイナス-2.4%ブラジルの国内経済が好調で本国への多額な利益・配当金並びに海外からの直接投資額が大きいブラジルの経済は非常に安定している。
2001年から2007年の海外からの直接投資総額は3倍増の3,280億ドル、サンパウロ証券取引所への投資は10倍増の3,640億ドルを記録しているが、今後は国際コモデティ価格下落での輸出減、国内経済の伸び率の低下、海外送金の減少に伴ってレアル高の為替が自動的に調整される。(2008年8月13日付けエスタード紙)