世界貿易機関(WTO)では今年のヨーロッパの農産物生産は前年比16%の増産が見込まれており、また先進国では食料品価格の高騰で消費が低下してきており、今後は更に農産物の国際コモデティ価格が低下すると見込まれている。
昨年のブラジルの輸出は国際コモデティ価格の上昇で輸出額は17%増加したが、輸出量ではわずかに6.9%に留まっており、今後のコモデティ価格の低下に伴って貿易収支黒字の減少が見込まれている。
今年のヨーロッパの小麦生産は前年比10.4%増加が見込まれており、過去5年間の平均伸び率6.1%を大幅に上回り、トウモロコシは20.1%の増加が見込まれている。
しかし今月初めの2週間の化学肥料や農薬の輸入は前年8月の平均を80.3%と大幅に上回っており、この期間の輸出は4億9,600万ドル、輸入は44億6,000万ドルで貿易収支黒字は僅かに4億9,600万ドルに過ぎない。(2008年8月12日付けエスタード紙)