過去12ヶ月間の総合市場物価指数(IGP-M)が13.44%と二桁台を記録して前年同期間の3倍以上に達しているインフレ指数では、公共料金の大幅値上げが避けられなくなってきた。
国家陸路輸送庁(ANNT)では7月1日から長距離バスの料金を6.396%値上げしたが、昨年は4.8%の値上げであった。エレトロパウロ電力は7月4 日から一般家庭向け電力料金を8.63%値上げしたが、昨年は電力庁(Aneel)から12.66%の値下げが命ぜられていた。
鉱工業部門向け液化天然ガス(LNG)は今年1月に15%、4月に10%、6月に5.3%それぞれ値上げされているが、2002年の値上げを最後に5年以上も料金が据置かれていた。
ペトロブラスは製油所のガソリン並びにジーゼル燃料価格を10%値上げしたが、通称は燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)の減税措置で一般消費者には影響が及ばなかったが、ジーゼル燃料も卸売り向けに15%値上げされていた。
昨年は12.72%に留まっていたジェット燃料の値上げは、今年上半期はすでに34.7%と大幅な値上げが行なわれており、電気通信庁(Anatel)は今月中旬に電話料金改定が予定されているが、電信電話サービス指数(IST)に基づいた料金改定が行なわれる。
サンパウロ州内の高速料金は今月1日からサンパウロ州公共運輸サービス規制機関(Artesp)がIGP-Mに基づいて11.52%値上げしたが、昨年の4.4%と比較しても大幅な値上げとなっている。(2008年7月7日付けエスタード紙)