昨年のブラジルの新たな百万長者は2万3,000人増加して14万3,000人となり、増加率では5.4%の経済成長率の好調な国内経済やサンパウロ平均株価(Ibovespa)の急増などで世界3位の伸び率を記録した。
昨年は64企業が新規株式公開(IPO)して555億レアルの資金を調達、またサンパウロ平均株価は43.6%と大幅に増加、個人投資家の株放出で百万長者増加の一因になっている。
また連邦政府の建材に対する優遇減税措置で住宅・不動産ブームやインフラ整備部門の好調、失業者の低下、ドル安の為替による機械・装置輸入の急増、Selic金利引上げによる海外投資家によるブラジルの金融部門の投資増加、特に確定金利付ファンドへの投資増加など色々なファクターが百万長者の増加に繋がっている。
昨年のラテンアメリカの百万長者増加率は12%増加したが、昨年の世界中の百万長者は6.0%増加の1,010万人で累積資産は9.4%増加、平均資産は初めて400万ドルを突破、3,000万ドル以上の資産家は8.8%増加している。(2008年6月25日付けエスタード紙)