過去5年間に最高サラリー層と最低サラリー層の所得格差が僅かに減少してきたが、2003年には最高サラリー層の平均所得は最低サラリー層の27.3倍であったが、昨年は23.5倍まで低下してきている。
所得格差の低下はルーラ政権が2004年から所得分配政策として、最低給料のインフレ率を上回る大幅調整継続が功を奏して、最貧困層の40%が大いに恩恵を受けている。
所得格差の代表的指標となる2003年のジニ係数は0.53であったが、今年第1・四半期は0.50まで低下して所得格差が縮小してきているが、年間 5.0%の経済成長率が継続すれば、2010年にはジニ係数は0.49まで縮小するが、インフレが上昇すればジニ係数縮小の障害になる。
ブラジル地理統計院(IBGE)の調査では2003年から2007年にかけて最貧困層の平均所得は22%増加したが、中産階級の平均所得は4.9%の伸びに留まっている。(2008年6月24日付けエスタード紙)