世界金融危機で人員削減やレイオフの嵐が吹き荒れているが、就業・失業者登録台帳(Caged)によると2月のブラジルの正規雇用は9,179人増加したが、2月としては1999年以来の最悪を記録している。
2月の正規雇用は123万3,000人、人員削減は122万4,000人で雇用数が僅かに上回ったが、2月の過去12ヶ月間では人員削減が雇用を70万人上回っている。
カルロス・ルピ労働・雇用相は世界全体で雇用削減が継続しているが、2月のブラジルは雇用増加を記録して世界金融危機から抜出した可能性があり、3月の雇用は10万人、今年1年間では140万人から150万人の正規雇用を予想している。
しかし北部地域ではマナウスフリーゾーンの雇用削減が大きく影響して6,229人、農業関連工業が盛んな北東部地域では1万6,600人がそれぞれ雇用削減したが、南部地域では8,900人、南東部地域が1万9,000人の雇用増加となっている。
2月の正規雇用では平均サラリーの安いサービス業部門が5万7,518人と牽引したが、平均サラリーの高い鉱工業部門が11万1,586人、商業部門が6万1,000人それぞれ雇用削減で悪化している。(2009年3月19日付けガゼッタ・メルカンチル紙)