1月のサンパウロ州の鉱工業の活動レベル指標は前月比6.2%増加したが、過去3ヶ月間で20%と大幅に減少していたために、回復基調には未だ程遠いとサンパウロ州工業連盟(Fiesp)では見込んでいる。
昨年12月の活動レベル指標は前月比で13.1%と大幅に落込んで生産活動が停止している状態であったために、1月の前月比6.2%増加は更なる落ち込みに歯止めがかかった程度である。
1月の設備稼働率は78.7%で前月の78.5%から僅かに増加したが、2006年10月の80%よりも低く、また売上は前月比では14%の大幅減少を記録している。
1月の鉱工業部門の17セクターのうち13セクターで生産活動が増加に転じて、特に自動車製造セクターが自動車メーカー系銀行へのクレジット注入、工業製品税(IPI)の免税や在庫一掃のための自動車価格の低下で67.3%の大幅増加、ゴム・プラスティックセクターも自動車生産増加に伴って25%増加している。
自動車、航空機セクターや貨物車などの運輸機械セクターの設備稼働率は89.1%と最も上昇したが、製鉄-6.1%、燃料・潤滑油-5.7%、食品・飲料-4.6%、紙・パルプは-3.80%とそれぞれ減少した。(2009年3月4日付けエスタード紙)