世界金融危機前までは農産物並びに鉄鉱関連コモディティ価格が上昇の一途を辿っていて、ブラジルの第一次産品輸出の比率が増加、2000年の第一次産品輸出は22.79%、2007年は32.12%、昨年は36.89%と増加していた。
完成品輸出は第一次産品輸出増加に反比例して輸出比率は59.07%、52.25%、昨年は46.82%まで比率を下げてきたが、今年はコモディティ価格の減少とレアル通貨の減少で完成品輸出比率の増加の可能性はあるが、完成品輸出はクレジットに依存、また世界的景気の後退で需要の低下が激しいために不透明となっている。
ブラジルと同様の発展途上国のインドでは工業政策として付加価値のある工業製品開発を目指しており、特に情報産業と医薬品製造、韓国は自動車産業と電気電子製品分野では最先端技術を擁して競争力がある。
ブラジルは農産物加工の最先端技術を維持しながら、情報産業や化学工業分野への投資強化で輸出競争力を付ける必要に迫られている。(2009年2月12日付けガゼッタ・メルカンチル紙)