5年連続で鉱工業界の投資増加が継続していたが、昨年9月の金融危機の影響を受けて、今年の投資は前年比2.6%の減少に転じるとブラジル・グローバル・多国籍企業研究会(Sobeet)では予想している。
今年の国内外の直接投資や民間並びに公共投資総額は前年の5,660億レアルから5,512億レアルに減少、特に電気電子部門、食品,鉱業並びに機械・装置部門の投資が5.0%から30%減少すると見込まれている。
建設不動産部門、紙・パルプ、化学部門の投資は見直しされると見込まれており、長期金利6.2%や景況感などの悪化や経済成長率2.0%の見通しでは大幅な投資が期待できない。
昨年の第3四半期の生産部門の投資は前年同期比19.7%増加したが、最終四半期の投資は大幅に落込んだために、昨年1年間の投資総額は前年比15.5%の上昇に留まった。
全国工業連合(CNI)の381企業対象の調査によると70%の企業では投資の見直しを検討しているが、すでに投資を行なっているプロジェクトは継続される。
金融危機の影響を受けていない電力エネルギー部門、石油・天然ガス開発、通信や上下水道などのインフラ整備部門の投資は継続して行われる。(2009年2月2日付けエスタード紙)