昨年の連邦政府の財政プライマリー収支黒字は政府系ファンド(FSB)設立資金142億レアルを除いた黒字額は9月までの国内経済好調で歳入が大幅に増加したために、GDP比4.07%に相当する1,180億レアルで記録を更新した。
またFSBファンド向け資金を含んだ財政プライマリー収支黒字は連邦政府目標の3.8%を大幅に上回るGDP比4.56%に達して、1994年のGDP比5.21%に次ぐ記録となっている。
昨年10月までの連邦政府の歳入は前年比18.6%と大幅に増加したが、最終2ヶ月間の税収は世界金融危機の影響を受けて4.1%減少に転じ、昨年1年間の歳入は目標を80億レアル下回った。
昨年の連邦政府のみの財政プライマリー収支は713億レアル、FSBファンド向けの142億レアルを含めると前年比44%増加、州政府並びに市町村の地方政府の歳入は前年を僅かに上回る306億レアルに留まった。
連邦系公社では昨年10月までは大幅な公共投資を行なっていたが、金融危機の影響で年末にかけて公共投資が減少したために、財政プライマリー収支は140億レアルを記録したが、政府の目標であったGDP比0.65%を下回った。
昨年の名目財政プライマリー収支はGDP比1.53%に相当する443億レアルの赤字を計上したが、FSBファンドへの資金を含めるとGDP比1.04%と大幅に赤字が減少、今年の財政プライマリー収支の目標黒字はGDP比3.3%に設定されている。(2009年1月29日付けエスタード紙)